10/30(土) |
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例年なら、秋晴れが続く頃だが、ここ二日ばかり天気が悪い。雨にたたられて、国富町のギャラリー「おぐ羅」の仕上げに苦労したが、何とか終わることができた。
植栽の骨格を久富作庭事務所が作り、これから少しずつ、オーナー自らが、グランドカバーや下草類の植え込みをされるそうだ。
地面にも緑が添えられたときが、この庭の本当の完成。
※ギャラリー「おぐ羅」 0985−22−5452
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ギャラリー「おぐ羅」 |
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10/29(金) |
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日々の仕事の中で感じことや、仕事への思いなど、気ままに綴ってきたこの日記も、今日で丸1年になった。
つたない文章で、時々、こそっとサボったりもする日記だが、「楽しみにしてるよ!」「何だか、ホッとします。」といった、皆さんの声に励まされつつ、何とかこの1年続けてこられた。有難うございました。
「最近、気候ネタや、鳥ネタが多くない?」という妻の批判もあるのですが、まあ、それだけ自然相手の仕事なのだ、ということでご勘弁願って、、、、、。
また、明日からの日記にも、どうぞお付き合いください。
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雨戸で雨宿り? |
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10/28(木) |
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現場で一休みしていたら、エナガの集団がやって来て、木々の間を飛び交いながら、餌を探し始めた。
そういえば、先週の日曜日、我が家にも集団で飛んできた。
珍しい鳥というわけではないが、庭で見かけたのは初めてだった。
ヤッパリ、山の食糧事情は厳しいのだろう。
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ヒメシャラもちょっとだけ紅葉 |
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10/27(水) |
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昨年、 I さんのお宅に伺ったとき、「窓越しに見えるカシの木に、キジバトが巣をかけるんですよ」と言うお話だったので、「雛が生まれたら、写真を。」とお願いしていた。
先日、写真が撮れましたと連絡を頂いたので、借りに伺ったら、今日は巣の中に姿が見えないとのこと。
写真を見ると、まだ産毛の、幼い雛だ。
・・・・・・自然界の残酷さを、改めて思い知らされた。
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キジバトの雛 |
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10/26(火) |
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今年も我が家の椿の中で、「西王母」が真っ先に花をつけた。
丸みのある一重の花で、ピンクに白が混じる、優しい色をしている。
これから、春に咲くヤブツバキまで、10種類ほどの椿が庭に色を添えてくれる。
変化が少ない冬の庭には、つぎつぎに咲く椿の花の色が欠かせない。
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西王母 |
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10/25(月) |
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ギャラリー「おぐ羅」の植え込みがもう少しで終わる。
この時期に落葉樹を植えると、少し寒さがくれば、奇麗に紅葉する。
もうすでに、モミジが、少し紅葉を始めた。
「おぐ羅」にも、落葉樹をたくさん植えているので、紅葉が楽しみだ。
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カリンの実 |
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10/24(日) |
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どうやらこれで台風も来ないようだし、、、。と言うことで、久し振りに窓ガラスを磨いて、庭の掃除に手をつけた。
虫もめっきり少なくなったので、網戸も外して、部屋からの見通しがよくなった。
庭が少しすっきりしたようだ。
妻も、衣替えを済ませて、少しずつ冬に向かう準備が進む。
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藍染に使う藍 |
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10/23(土) |
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朝、橋桁の縁に、7、8羽の鳩が行儀よく並んでいた。
よく見ると、そこにはちょうど朝日が当たって、陽だまりになっている。
羽毛をまとっていても、朝は、そろそろ寒さを感じ始めているのだろうか。
運転している私も、朝日が当たっている部分の暖かさを、気持ちよく感じるようになって来た。
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和紙の足元灯 |
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10/21(木) |
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明日の植え込みの材料探しに、ずいぶん時間がかかってしまった。
植木が動くには、まだ少し時期が早かったり、台風のせいで、葉が痛んでしまっていたりで、なかなかいい状態のものが見つからなかった。
来月も半ばを過ぎると、寒さもやって来て、落葉樹が葉を落とし始める。
そのころから、落葉樹が新芽を吹く4月ころまでが、「雑木の庭つくり」に、最適な季節だ。
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ようやく秋の空 |
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10/20(水) |
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台風23号は幸いなことに、やや東に逸れてくれた。
お陰で、近くを通ったわりには、植木の被害もなく、倉庫の裏手を流れる川も、あふれる一歩手前で助かった。
「今度こそ最後の台風」と思っていたら、何と24号が、同じコースを辿ってきている。
本当に困ったものだ!
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道路とほぼ同じ高さまで増水した川 |
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10/19(火) |
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またもや台風だ。
このままだと、宮崎にとって最悪のコース。少しでも東にそれてくれると、影響が少なくて済むのだが、、、。
今日は一日、被害を受けそうなところの養生に回っていた。
さすがに4回目ともなると、段取りも良くなる。こんなことに慣れたくはないのだが。
あとは、被害が少ないことを祈るだけだ。
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コマユミの一枝だけの紅葉 |
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10/18(月) |
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今年もジョウビタキがやってきてくれた。机に座っていたら、聞き覚えのある鳴き声がするので、庭を見たら、芝生におりて餌を探していた。
度重なる台風で、ムラサキシキブは実が少ないけれど、ヒサカキの実は、だいぶ熟してきたし、コマユミはあと半月もすると、いっせいにオレンジの実がはじける。
これからは日に何度か、我が家の庭にも、顔を出してくれるだろう。
山に餌が少ないようなので、この冬は、例年よりたくさんの鳥を観察できるのでは、と楽しみにしている。
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ミゾソバ |
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10/16(土) |
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秋から冬にかけての楽しみの一つに、仕事帰り、平和台大橋から眺める、高千穂の峰とその横に沈む夕日がある。
今日の帰りは、少し北側の道を通ったのだが、こんなに近かっただろうかと思うほど、くっきりと見える高千穂の峰の左側に、真っ赤な夕日が沈むところだった。
晴れていれば必ず見えるわけではないし、帰る時間も様々なので、上手く条件のあった日でないと、こんな光景には出会えない。
この秋、あと何回、こんな美しい光景を目にすることができるだろうか?
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夕日が上手く撮れなかったので、今夜の月を |
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10/15(金) |
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今朝は冷えたなと思ったら、最低気温は9度。この秋一番の冷え込みだった。
土場まで、車で10分足らずの間にも、妙に寒くて、ついにヒーターを入れてしまった。
今年は夏の暑さと一緒で、秋の冷え込みも突然という感じだ。
県立芸術劇場の西側では、銀木犀の少し抑えた甘い香りが、冷たさをました秋の風に乗って香っていた。
※モクセイの写真が3枚並びましたが、それぞれ種類が違います。
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銀木犀 |
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10/13(水) |
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剪定中、ヒイラギモクセイの枝に、まるで葉の裏に隠れるようにして、蓑虫がいるのに気づいた。
この世界に入りたての頃、親方に言われて、しばしば「蓑虫とり」をしていたが、いつの間にか蓑虫の害が減ったのか、あまり気にしなくなっていた。
と言うより逆に、あんなにたくさんいた蓑虫を、最近ではめったに見かけなくなった。
・・・・・・これも環境の変化だろうか? |
久し振りに出会った蓑虫 |
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10/12(火) |
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S邸で剪定をしていたら、金木犀の甘い香りがしてきた。
日曜日に、妻と道を歩きながら、
「そろそろ金木犀の花の香りがしてもいい頃なのに、全然匂わないね。」
「台風の影響で、花を飛ばされたのかな?」と話したばかりだった。
これから、あちこちで、あの甘い香りが漂い始めることだろう。 |
甘い香りの金木犀 |
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10/9(土) |
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モスキート・ハンターMさんのお宅の管理に伺った。
毎回、蚊の生態、繁殖、撲滅方法などの話を聞くのが楽しみだ。
研究も6年目に入るらしく、科学的裏づけも揃ってきたとのこと。今回の話にも、説得力が増していた。
次回はどんな成果が出ているだろうか?楽しみだ。 |
もうじき種がはじけます |
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10/8(金) |
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先日尋ねた、佐土原のギャラリー「野の苑」に行ったら、土で出来た佐土原人形が、数点置いてあった。
その中に、ハンチングにマントを羽織り、胸のところから右手だけを出している、あまり見かけない人形があった。見ていたら欲しくなり、その『マントの男』は、今、仕事部屋の棚の上にある。
5、6年前には、都城の「NAギャラリー」に展示してあった、男の子と女の子の2体の創作人形に惹かれた。この時も、男の子の顔を見ているうちに、どうしても欲しくなり、半時ほど悩んだ末に、買ってしまった。そして、名前までつけてしまった。
父の仕事部屋にも、人形が何体かあった。私の人形好きは、父の影響かもしれない。 |
淋しげに佇んでいます。 |
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10/7(木) |
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朝、新聞を取りに出たら、東の空が朝焼けに染まっていた。天気が悪くなる兆候だ。
夕方まで持つか心配したが、今日は日暮れまで、目いっぱい仕事ができた。
生垣と板塀の工事が、あと一日で終わる。
明日の雨が、何とか仕事ができるくらいの降り方だといいのだが。 |
何とも優しいピンク色 |
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10/6(水) |
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昨日の雨で、空気が澄んで、今日はぬけるような青空だった。
ひなたでの作業は汗が出るが、一度、日陰に入るとサッと汗が引いて、ひんやりしてくる。
夏が終われば、こんなに爽やかな気候になるということを、すっかり忘れてしまっていたような気がする。
本当に今年の夏は、大変だった。 |
宮崎らしい青空です。 |
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10/5(火) |
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仕事の途中で、近所からいい匂いがしてきた。
甘い匂いに、河井君は、「砂糖が少しこげてる、、、、」と、細かい指摘。
マメに自炊をしている河井君と違って、結婚してから、一度も料理をしたことがない私には、そういうことがサッパリ判らない。
風呂から上がれば、妻の作った夕飯が待っている生活。あらためて妻に感謝である。 |
果実酒の刺繍 |
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10/4(月) |
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5時を回った途端に、「そろそろ仕事を止めろ!」と言わんばかりの大粒の雨が降りだした。
「予報では、雨は夜からのはずだったのに、、、、」と文句を言いながら、後片付けに追われた。
当然仕事は中途半端。天気に左右されるのは、外仕事の宿命とはいえ、早すぎる雨が恨めしかった。 |
水鉢で寛ぐキジバト |
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10/2(土) |
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昼休み、弁当を食べていたら、ツクツクボウシが鳴きだした。
今頃出てきて、仲間が見つかるのか、気になるところだ。
酷暑、台風、長雨、何が影響したのか分からないが、ずいぶん涼しくなった10月に聞く「独唱」は、何か淋しく聞こえた。 |
メモメモ |
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