diary (日記)
今日の仕事を少しだけご報告
 2/29(日) 休日
ぶ厚い雲の間から、三角の頂だけが顔をのぞかせていました。 我が家は、夫婦揃って「原田芳雄ファン」 。

妻は、私の前でも、「愛する芳雄ちゃん」 と公言してはばからないほどの、筋金入り。(笑) 宮崎は勿論、えびのでの舞台挨拶や、西都・日南のコンサート(勝新さん仕込みの「リンゴ追分」・・・泣けます。) にも駆けつける。

今日は、その「芳雄ちゃん」の16回目の誕生日。???はい、四年に一度の、2月29日。

・・・・つまらない話題に付き合わせて、スイマセン。

「どんな状況になろうと、遊びだけは手放しちゃいけない」『B級パラダイス』
(原田芳雄著)より

昼から、高原町まで加藤知子さんのヴァイオリンを聴きに行った。 心地よい、豊かな音色を楽しんだ上に、サインまでもらうことが出来て、幸せな日だった。
頂だけ姿を見せた高千穂峰
 2/28(土)
庭の完成が近づくと、いつも、少し複雑な気持ちになる。
庭が完成するという充実感と共に、いよいよ、手放さなくてはいけないという、一抹の淋しさを感じてくるのだ。

作っている間は、どこかでまだ、「作り手のもの」 という気がしているが、完成してしまうと、庭は施主の手に渡ってしまう。 それは、当たり前のことなのだが、、、、、、。

今日出来上がるはずだった庭が、最後の仕上げに手間取ってしまい、仕事が少し残った。

来週もう一日だけこの庭に関わっていられる・・・・・・そう思うと、ちょっと嬉しくもある。
最近見なくなった木瓜の花
 2/27(金)
緑の山、青い空、白く残る月。 この何日間かで、行き帰りに目にする景色に、菜の花の黄色、紅梅や桃のピンクといった、春の色が増えてきた。

北郷の山々では、もうじき山桜が咲き始めるころだ。

昨年の春、何度も眺めたその風景は、まるでピンクの雲がポッカリと、山に浮かんでいるかのようだった。

今年は、どうやらそれを眺める楽しみを持てそうにない。

・・・・・・・・・日南での仕事も、いよいよ終わりが見えてきた。
春まだ浅い山々と残月
 2/26(木)
園芸店にはもう、色とりどりの花苗がたくさん並んでいます。 昨日から、ケンちゃんが応援に来てくれている。 弟子の河井君と3人で仕事。

最近、少しお腹が出てきたケンちゃんは、かがんでのタマリュウ貼りが、ちょっと大変そうだ!


少し風の強い一日だったけれど、春の匂いのする風の中で、賑やかな現場だった。
花壇の花は、もう春の色
 2/25(水)
椋鳩十の『ムクドリの夢』大好きな話でした。 ようやく仕上げの工程。 今日は、モミジ・アオハダ・ウメモドキ、それに低木数本を植え込んだ。

石貼りや蹲居、四つ目垣など、昨日までに仕上げた手仕事部分と、樹木とのバランスを考慮しながら植えていく。 それぞれが活きてくるように、気を使う作業だ。

木立ち感や空間を楽しむ庭は、ひとつの方向からだけでなく、いろいろな角度から見て、面白く見えるように作らなければならない。

植えるのに、一番良い場所や方向、傾きがなかなか決まらず、毎回頭を悩ませるところだ。
「ムクドリ 」ご一行様
 2/24(火)
十数年経って、石の色も落ち着いています。 昨日から、こまごました手仕事が続いている。

石貼りの目地入れ、飛石打ち、蹲居の筧の取り付け、などなど、、、、。

柱を焼いて水洗い、青竹を磨いて胴縁、立子を作り、地面に打ち込んだ柱に、シュロ縄で結びつけて、やっと夕方、四つ目垣が完成した。

う〜ん。 思うように仕事がはかどらない。
今週一杯で、完成すると思っていたのだが、この分だと、もう少し先になりそうな気配だ。
我が家の石貼り
 2/23(月)
高岡町役場前にあるお宅の桜。見事に満開でした。 昨日降った雨のおかげで、今朝は、あちこちで春らしい光景を目にした。

近所の粟野神社では、早咲きの桜が、いくつか花を付けていた。 色が少し濃い目だから、寒桜系だろうか? 週末には、八分咲きくらいになりそうだ。 毎年、楽しみにして眺める桜の一本。

往復する道の両側にも、若草の緑が、急に増えてきた。
だんだん春便りが増えてくる、嬉しい季節。


ひどかった昨夜の風も、少しは収まって、「茶庭」 部分の仕上げも順調だった。
妻は、満開!の桜を発見
 2/22(日) 休日
庭の片隅に、ノギクのわたぼうしが残っていました。 最近のセブン・イレブンのCMで、昔、気に入っていた 『ビオレのCM』 を思い出した。

・・・・・・・何かホンワカして、あったかくて、思い入れがいっぱい出来る、映画のワンシーンを見ているような、そんな数十秒間だけの世界・・・・・

「ずっと味方でいてね。」 あのひと言には、見るたびに感動して、泣けたなぁ。 演出は、市川準監督だったんだろうか?


ずっと家で過ごす休日は、ウトウト昼寝で、のんびり休息。
それにしても この強風、明日は止んでくれるのかな?
ふんわり、わたぼうし
 2/21(土)
春の花がつぎつぎと。 瞬きをすると、目に違和感があった。

帰って、妻に見てもらったら、やはり、石を割ったときに飛び散った、小さな破片が入っていた。 簡単に取れて、すぐに違和感も無くなったので、ひと安心。

数年前、カットしていた金属の破片が、目に入っているのに気づかず、沖縄まで行ってしまい、えらい目にあったことがある。 その時は、沖縄に着いてから、どうも目がシパシパして、涙が止まらなくなった。
てっきり、「ものもらい」だと思って、海にもプールにも入らず、丸々2日間涙目で過ごした後、ようやく何かが入っているのだと気づいた。(笑)

折角の「はじめての沖縄!!」だったのに、、、、、。 ちょっと淋しい思い出。

石貼りは、なかなか面白い仕上がり。どうやらK邸も、来週くらいの完成が見えてきた。
何だか笑っているみたい 、、、
 2/20(金)
今日の陽射しは、もう初夏の感じ、、、。 ・・・・・・・石貼りは、材料選びから始まる。

まず、日向や東郷の採石場に行って、使いやすそうな石を、一つ一つ手作業で選んでくる。 この石を、石ノミや短切などの、石割り工具で加工して、セメントで固定しながら貼り合わせていく。
この時、目地(石と石の合わせ目)は、できるだけ「人」の形になるようにするが、「きちんと」「奇麗に」「規則正しく」貼っていくのでは面白くない。 それぞれの石の形や大きさ、バランスを考えて、その存在感がでるように、工夫していく。

結構手間のかかる石貼り仕事だが、出来上がったテラスやアプローチには、何とも言えない味わいがある。

明日で、石貼りが終わりそうだが、 さて、苦心の仕上がりは、、、、、、。
八幡さまへの参道
 2/19(木)
このライン、几帳面に苗を植えた証拠です。 帰りに、コンビニに寄って、「久保 ロスタイムV弾」 の大きな文字が踊るスポーツ紙を買ってきた。

昨日は残業せずに、定時終了。 バタバタと風呂に入って、電話も留守電に切り替えて、万全の体制でサッカー観戦。
とにもかくにも、勝ち点3。 ドイツへの道のりは、まだまだ遠い。 ガンバレ日本代表!


今日で、石貼りがようやく半分終わった。 河井君は、竹垣作り。 二人とも、コツコツ手仕事の一日だった。
田んぼの幾何学模様?
 2/18(水)
家庭菜園で元気に育つ野菜たち。(残念ですが、我が家ではありません。) 最近は、北郷の町を通らずに、 「もみじの里」 の先から山手のほうへ折れ、 「くろしおロード」 を通って、飫肥の西側に出ている。

これまでの道に比べて、7、8分早いかなといったところだが、広くて奇麗なので、運転はずいぶん楽だ。

その道路端の枯れ草に、ちらほら緑の色が混じり始めた。 この陽気でひと雨あれば、一気に緑が広がるだろう。

・・・・・・そろそろ、春のやわらかな雨が落ち始めるころだ。
元気な野菜は美味しいよ!
 2/17(火)
この冬は珍しく、クヌギが見事に葉を落としました。 ずいぶん暖かくなったおかげで、細かい手仕事がやり易くなってきた。

今日は濡れ縁の周りを「パワーサンド」で、三和土(たたき)風に仕上げた。 これで、庭と家とのつながりが、しっくりしてきたようだ。

まだこの後、竹垣や石貼りなどの手仕事が、いくつか残っているので、しばらくは気が抜けない。
太陽を背にしたクヌギ林
 2/16(月)
このところの陽気で、梅の花も、つぎつぎに咲き始めました。 このところ日南まで通っているので、朝を15分早めて、7時30分に河井君と土場で待ち合わせている。 今日は、材料を仕入れてから、日南に行く段取りだったので、店が開く8時に合わせて、普段どおりの7時45分集合にしていた。

わずか15分の違いだが、結構、朝がゆっくりできた。 いつもこんな風に、ゆとりを持って出かけられるといいのだけれど、、、、、。

午前中に、蹲居の水門 (水鉢と役石に囲まれた、水を流す部分) を、モルタルで塗り上げて、午後からは、宮崎に戻って打ち合わせ。

今日も、春を感じる一日だった。
あっという間に 、、、
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