11/29(木) |
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先日見た青山真治監督の『サッド・ヴァケイション』の中に、映画史上に残るワンシーン(妻には大袈裟だと笑われた)がある。
北九州から上京したシゲちゃん(光石研)が、秋彦(斉藤陽一郎)のアパートを訪れ、行方不明になっている梢(宮崎あおい)の捜索隊に入れようとするくだり。
光石研が絶妙のセリフまわしで、どう見てもアドリブで好き勝手に動いているのを、定点に据えたカメラがずっと撮り続けていた。
北部九州の方言が理解できないと、この面白さがもう一つ伝わらないかもしれないが、テオ・アンゲロプロスが
『ユリシーズの瞳』 で、激動の数十年を、わずか2〜3分のワンカットで演出して見せた、あのダンスのシーンに勝るとも劣らない、と私は思う。
シゲちゃんと梢が再開するシーンの会話も、泣き虫の私としては、今思い出しても目頭が熱くなる。
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紅葉・黄葉 |
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11/25(日) |
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垂水での庭作りは、高木18本を植え込んで、1回目が無事に終わった。
次回は12月に入って、3日頃から中低木類の植え込みと、下草を仕上げるくらいの段取りで、また2泊3日の出張仕事を予定している。
今週半ばの天気が少し怪しいので、建築部分が遅れこまないかと、ちょっと気になるところだが、何とか年末の忙しくなるころまでには一段落しそうだ。
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仕事帰りにはこんな景色も・・・・ |
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11/20(火) |
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昨日は倉庫の周りでも、うっすら初霜が降りていた。
我が家の玄関先のヤマコウバシも、だいぶ色が出てきた。この寒さで、紅葉も一気に加速しそうだ。
明日から、鹿児島の垂水で庭作り。垂水まで約2時間半、通うのはちょっと難しいということで、初めての宿泊仕事になる。
現地で2泊3日の工事をして、材料を取りに戻る。これを3回くらいで完成する予定でいるのだが、順調に行ってくれるだろうか。
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桜島フェリー |
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11/13(火) |
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午後3時過ぎ、上空に半円状の虹のようなものが出現した。
大輔君が気づき、あれは何だろうと話をしていたら、河井君が何かの予兆じゃないかと言いだし、大地震が起きる前ぶれじゃないか!になり、宮崎上空にあるのだから、日向灘沖地震か?!と、話がだんだん大きくなって盛り上がっていた。
まあ、夕方の天気予報を見れば何かわかるだろうということで、一応落ち着いた。その天気予報によると「逆さ虹」というものらしい。
初めての経験だった。
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何だろう?! |
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11/9(金) |
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うっかりしていると、気づいた時には美味しいところを全部、鳥に食べられてしまうアケビの実なのだが、今年はうまい具合に、ちょうど熟して割れたところを3個収穫することができた。
生垣に絡まっているアケビのツルは、剪定の時ひどく厄介なのだが、こうして季節の贈り物があると嬉しいものだ。
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美味しそう |
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11/1(木) |
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先日から同じ町内にあるお宅で、既存の庭を一部整理して、落葉樹の木立を作っている。
その現場では、ジョウビタキをときどき見かけるのに、我が家の庭ではまったく姿を見ないので、このところやきもきしていた。
が、その「いとしのジョウビタキくん」が、我が家の庭にも、ようやく姿を現してくれた。
お帰り!
その可愛い仕草は、メジロと同じく冬の「雑木の庭」には欠かせない。
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少し季節も本気になってきたかな |
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