diary (日記)
今日の仕事を少しだけご報告
 8/31(火)
花の盛りは少し過ぎていますが、岩肌に群生するとなかなか美しい景色になります。 今朝は、土場の回りも水が引いたので、一番に倉庫の点検作業。

水に浸かったものや、流されてしまったものが結構あって、後始末が大変だった。

水深65cmほどになったらしく、軽トラックのエンジンも、見事に水没して、修理工場行きとなった。

風には用心して、しっかり対策をしていたのだが、雨のほうを少し甘く見ていたようだ。

そのツケは、ずいぶん大きいものになってしまった。
イワタバコ
 8/30(月)
夕方になってから、様子を見に行ったのですが、、、、、。 かなりの風が吹いたが、どうやら、今年植えた木で、倒れたものはなかったようだ。

我が家でも、枝が少し折れ、ドングリがいっぱい落ちてしまったものの、傾いたり、倒れたりした木はなかった。

ただ、土場の横を流れる川が増水していて、倉庫には、近づくことさえできなかった。大雨が降ると、いつもこうなる。

倉庫に停めてある、軽トラックのエンジンが、水に浸かっていなといいのだが、、、、、。
遠くに見えている青い屋根が倉庫
 8/28(土)
板を打ち付けたり、2トン車にくくり付けたロープで引っ張ったり、、、、、。 近づく台風に備え、植えたばかりの木が倒れないよう、麻縄やロープで引っ張る作業で、あちこち回ってきた。

最後は、土場に建っている、築20年以上の、久富作庭事務所の倉庫の補強だった。

落葉樹は、風になびくので、少々傾くことはあっても、滅多なことでは倒れない。一番危ないのは、案外この倉庫かもしれない。

実際10年前の、最大瞬間風速57.9mを記録した、台風13号の風では、少し傾いてしまった。今回もそれに近い勢力の台風だ。

最悪のコースを進まないよう、祈ることにしよう。
台風対策で補強した倉庫
 8/27(金)
革細工・ユーカラ織・フウセンカズラの押し花。 お盆明けの剪定に回りながら、ちょっとショックを受けている。

あちこちのお宅で、水不足のために、タマリュウが、かなり痛んでしまっていた。目土をやったくらいでは、簡単に回復しそうにない程、ひどいダメージを受けている部分もある。

この夏の異常な暑さを、改めて実感させられた。

近いうちに、目土や補植を考えなくてはいけないようだ。
 8/26(木)
ちょっと変な組み合わせかも、、、、。 デッキの改造工事が、今日で終わった。

奥行きのとれない敷地なので、「建物の床」、「デッキ」、「庭の地面」、この3箇所の高低差を、どう処理するかが大事になる。

それぞれの高さのバランスを上手くとらないと、一体感が生まれないことを、再認識できた仕事だった。

新しいデッキが、日々の暮らしの中で、楽しんでもらえるよう願っている。
アケビの蔓が可愛くて、、、
 8/25(水)
ちょっと、不気味な感じの雲が夕焼けに染まっていました。 枕木で作られたデッキを、改造する仕事をしている。

風の抜けない、蒸し暑い場所での力仕事で、作業着も汗ビッショリになる。

「疲れた!」と言うと、秋元さんからは、お叱りを受けそうだが、久し振りにエスファイトのお世話になった。
今日の夕焼け
 8/24(火)
チョコのかかった、サクサクのウエハー美味しかったよ。 「こなら亭」のコナラ数本が、剪定できないで残っている。

7〜8mの大木に育っているので、登って枝を切るしかないのだが、この所の雨で、滑りやすくなっていて、危なくて登れないのだ。

今日も何度か、にわか雨があった。どうやら、台風16号の影響がなくなるまで、剪定はおあずけということになりそうだ。
冬星くん、ありがとう!
 8/23(月)
3ミリくらいの小さな花が、段々咲きあがっていきます。 いつの間にか、クマゼミやアブラゼミの声を聞かなくなったと思ったら、我が家の庭の夕方は、ツクツクボウシの大合唱になった。

今剪定に伺っているお宅では、キンミズヒキが、黄色い小さな花をつけている。


・・・・・・・季節は一歩一歩、確実に秋に向かっているようだ。
キンミズヒキ
 8/21(土)
左の小皿は、土の中から掘り出した、古伊万里? 汗っかきの私は、夏場は寝る前に、2度目の風呂に入る。

机仕事で少々夜更かしして、風呂に入っていると、周囲の静けさの中、さまざまな虫の鳴き声が聞こえてくる。

この頃その虫の声が、ずいぶん力強くなってきた。

回りに緑が少なくなり、エアコンをかけて、窓を締め切った生活が、当たり前になった今、虫の声の変化を楽しんでいる人が、どのくらい居るのだろう。
シロヤマブキの種
 8/20(金)
悲しいことに壁画は、しみこんだ雨などのために、ずいぶん傷んでしまったようです。 剪定をしていたら、近くのアカシデの木から、聞きなれた鳥の声がする。

メジロの声に似ているけれど?と思って探していると、葉陰から出てきたのは、正真正銘メジロだった。

昨年秋からこの春にかけて、とうとう1羽も見ることができなかったメジロを、8月も下旬になって、住宅地で見かけるとは、、、、、。

河井君は、近寄っても逃げようとしない様子を見て、「人が飼っていたものに違いない。」と推理。

少し気が早いが、この冬は、たくさんメジロを見ることができるだろうか?
墳丘の竹を切られてしまった高松塚古墳
 8/19(木)
どうしてこの名前がついたのか、この実を見ると一目瞭然。 天気が回復して、ようやくお盆明けの剪定がスタートした。

お盆休みと、その後の天候不良で、ちょうど一週間ぶりの外仕事。

体が鈍っていないか心配だったが、日中の暑さも、ずいぶん収まってきているので、どうやら無事一日、元気に仕事が出来た。

二日間しっかり降った雨のお陰で、植物は、夏の疲れが取れただろうか。
コブシ
 8/18(水)
こんな天気が続くと、あの暑かった夏もそろそろ終わりかなと少し淋しくなったり、、、、。 台風の影響が続いて、荒れた天気のままだ。

先週くらいまでは、こんな風雨の強い日には、コナラのドングリが、前の道路に一杯落ちていた。

秋に落ちるドングリと違って、小指の先くらいの、小さな緑色のドングリだ。

ふと気づくと、今日は、落ちているのはほんの数個だけ。いつのまにか、しっかり丈夫に育って、少々のことでは落ちずに、頑張っているようだ。

・・・・・・予定していた仕事は、やはり今日も出来なかった。
貼り絵の蚊取り線香
 8/17(火)
ご実家にあった臼を利用した蹲居です。 台風の影響で、激しい雨が降ったり止んだりする、不安定な空模様の一日。

プランの打ち合わせに行ったり、庭の見学の方がみえたりと、結構忙しい日になった。

明日も天気はぐずつくらしいが、外の仕事ができるだろうか?

早く台風が遠ざかって欲しいものだ。
蹲居のある庭
 8/16(月)
一日、一日、秋が近づいてくるのかな? 早朝2時半起きの応援もむなしく、「山本ジャパン」実力差?の完敗。

これで我が家のオリンピックの楽しみの大部分はなくなってしまった。

昨日から、図面を書き始めて、少しずつ慣らし運転スタート。

明日から、本格的にお盆明けの仕事開始の予定だが、天気がちょっと心配だ。
夕焼〜け小焼け〜の♪
 8/15(日) 休日
100個の棺から生えているのは、カクレミノでした。 『IZO』(三池崇史監督)を観たいと妻が騒いでいるが、宮崎で公開されるだろうか。こちらでは上映されずに、涙を呑む映画が結構多い。

最近は、『シックスティナイン』(李相日監督)・『赤目四十八瀧心中未遂』(荒戸源次郎監督)と、日曜日毎に夫婦で映画を観に出かけた。

夫婦どちらかが50歳以上だと、二人で2000円という、実に嬉しいサービスが始まったお陰で、気軽に夫婦で映画館に足を運べる。

熟年夫婦の皆さん、たまには二人揃っての映画は如何ですか?
エクス・イット/ YOKO ONO
 8/14(土) 休日
少しヤマボウシの実に似てはいるのですが、、、 昔一緒に、自主上映の会をやっていた友人から、「里帰りしているので、庭を見に行きたいけど、いますか?」と電話が入った。

都会暮らしの彼女には、気の毒なくらい暑い我が家だったが、暑さも忘れて、しばしの歓談。ほぼ二十年ぶりに会ったので、次から次へと話題が尽きなかった。

お盆の頃には思いがけない再会があって、嬉しい季節でもある。
何の木なのかわかりません
 8/13(金) 休日
瀧は面白かったのですが、残念ながら植生はそれほどでもありませんでした。 日南で用事を済ませた帰りに、いつも道路標識を見ながら気になっていた、北郷町の猪八重渓谷に寄ってみた。

妻がサンダル履きだったこともあって、2.5qの遊歩道は諦めて、北側から回り込む0.5qの道を「五重の瀧」まで歩いた。

弱った足腰にはけっこうハードだったが、着いたらなかなか気持ちの良い場所だった。

次回は、ちゃんとズックを履いて、水着と文庫本持参で行くかな。
猪八重渓谷・五重の瀧
 8/12(木) 休日
ヤッパリ彌生おばさまは、強烈です。 一日早いが、今日からお盆休み。ということで思い立って「YES オノ・ヨーコ」展を開催中の「霧島アートの森」へ。

オノ・ヨーコ展は、つまらなかった訳ではないが、既に知識として「知っていた」作品と向き合うというのでは、やはり少し刺激に欠けるかな、というのが正直な感想。

山の上とは言っても、けっこう暑かったが、野外展示の森の中では、カナカナ・・・・・・と、少し淋しげに、ヒグラシが鳴いていた。

あの森の落葉樹が、葉を落とし始める頃、またゆっくり訪れてみたいと思っている。


では、2時半に目覚ましをかけて、今からひと寝入りです。
シャングリラの華/草間彌生
 8/11(水)
ちょっぴり秋の気配を感じる空でした。 暦の上では秋になったとは言え、相変わらず汗ビッショリで、剪定する毎日。

そんな中、ありがたいことに、「残暑見舞い」のハガキを頂いたりする。

「残暑・・・。そうだ、これからは残りの暑さなんだ!!」と思うと、少し元気が沸いてくる。

そろそろ、気温も平年並みに落ち着いてきたし、お盆を過ぎる頃には、ツクツクボウシが鳴いて、雲が流れ、立秋を実感できるだろうか。
我が家の庭から望む西の空
 8/10(火)
涼しげな色の花でした。 今日は、24年前に、初めて一人で作った庭の剪定に伺った。

当時、二十代最後の年だった私は、まだ経験も浅く、無我夢中で作った記憶がある。

今見ると、石貼りなどの手仕事部分には、未熟なところも目立つが、庭に対する考え方は、今とそんなに変わらなかったと思う。

そして、やはり今も好んで使う、ヒメシャラ・ヤマモミジ・ミツバツツジなどの木々が、四半世紀を経て、元気に育っている。
何という名前?
 8/9(月)
我が家のサルスベリの花の色は、とても淡くて、ほとんど白に近いピンクです。 今日、管理に伺ったお宅では、ウメモドキの実がいくつか、ほんのりと赤く染まっていた。

土曜日に伺った花山手のお宅でも、ムラサキシキブの実が、わずかに色づき始めていた。

そういえば、NHKのニュースに登場する、気象予報士の荒嶋さんも、「小さい秋みつけました、、、、」と。

まだまだ、暑さは残っているが、ほんの少しだけ、秋の気配・・・・・・・・。
フリルのような、、、
 8/7(土)
連日の猛暑で、蔦もお疲れ。何枚も紅葉した葉がありました。 雑木の庭のグランドカバーには、良くタマリュウを使う。

このタマリュウが弱って、葉の色が悪くなり始めたら、肥料入りの「目土」をすることで、かなり回復させることができる。

今日管理に伺ったお宅でも、この春の「目土」が効いたようで、元気を回復して、緑が戻っていた。予想通りの効果があがっていて一安心。

テラスのテーブルでお茶をいただきながら、しばらく庭を眺めていたが、地面が緑だと、感じる暑さもだいぶ違うようだ。
蔦も水不足なのでしょう
 8/5(木)
夏空に向かってすっくと立つ、スタジアムの照明。 今朝、仕事に出掛ける前に見ていた、テレビのスポーツコーナーで、「アテネに行けない長嶋茂雄監督が、メッセージとして、自らの背番号を、麻痺の残る右手で、日本代表の旗に書いた」と言っていた。

その少し震えている『3』という文字を見ていたら、涙がこぼれそうになった。

「メッセージは、この3という字で充分です。」と言った松坂大輔投手。きっとオリンピックで活躍してくれるに違いない。
夏空の中に、、、、
 8/4(水)
種を取るのも、鳴らすのも、結構難しくて、なかなか上手くいきません。 図面を書いていたら、昼ころ、普段見かけない鳥がやって来た。

太くて黄色い嘴が特徴の、百舌鳥より一回り大きい鳥で、図鑑で調べたら、「イカル」だった。

餌を探している風で、キョロキョロしながら、木の間を移動していたが、椿の茂みから、10pくらいの芋虫をくわえて出てきたと思ったら、その場では食べずに、一直線に西の里山に向かって飛び去っていった。雛鳥の餌にするのだろう。

夕方またやって来て、同じ虫をくわえて、再び巣に一直線。

雛は何羽いるのだろうか?
邦ちゃんからもらった「ほおずき」
 8/3(火)
♪コガネムシは金持ちだ〜。金蔵た〜てた、蔵たてた♪ 2週間ほど前から、土場の倉庫にあるウバメガシにキジバトが巣を作っていた。
雛をかえすのを楽しみにしていたのだが、昨日、クークー鳴きながら、巣の中を何度も回ったあと、飛び立っていったきり、戻ってこない。

河井君にその話をしたら、「この前の毛虫が巣の回りの葉を食べたので、上空から丸見えになったところを、カラスにやられてしまったのでは?」と言う。

確かに、カラスはいっぱいいるし、我が家の庭でも、毎年雛をかえしていたキジバトの巣が、カラスに見つけられて、だめになった。

自然界の生存競争も、なかなか厳しいものがあるようだ。
コガネムシは♪
 8/2(月)
残り物パスタ&アイスティー。 3時前くらいから、雷鳴と共に、土砂降りの雨。

通り雨で終わるかと思っていたのだが、予想外に夕方まで降り続いてくれて、植木にとっては、ありがたい雨になった。植物にかかわる仕事をして、初めて実感できる「恵みの雨」。

連日の猛暑で、すっかり水不足になっている植物たちが、一息つくには、まだ少し雨の量が足りないが、それでもずいぶん恵みの雨になった。

でも本当は、しとしとと降って、ゆっくり地面にしみこんでくれるのが、一番いいのだけれど、、、。
我が家でランチ
― HOME ―