diary (日記)
今日の仕事を少しだけご報告
 10/28(土)
イズミヤの前にある吐夢乃屋さんのお店にいけられたコミネカエデ。山ではもうこんな紅葉が見られるのですね。 「野面積み」にもいくらか慣れてきた。こういう手仕事はとにかく経験を積まないと上達しないが、その中でも問題に気づき、その解決策を自分なりに考え出しながら回数を重ねないとダメだ。

野面積みのときに役立つ考え方に、隣り合う3個の石が作る目地の形が、漢字の「人」に似るようにするというのがある。そうすると石に安定感がでて、美しく仕上がる。

今回はダンボールで型紙を作る方法も試しているが、これはこれで、まだまだ経験の浅い者にとっては、なかなか役立っているようだ。

    
※吐夢乃屋さんの花日記はこちらから。
一足早い紅葉/吐夢乃屋
 10/26(木)
600万本のコスモスが、風に揺れてきれいでした。 都城の工事が終わって、ようやく早寝早起きから解放され、平常の生活に戻った。ほっと一息つきたいところだったが、しばらく待っていただいていたお宅の石積みにかかっている。

自然石の平らな面を生かして積む「野面(のづら)積み」という積み方で、「小端(コバ)積み」より技量の差がはっきり出る。

なかなか機会が無い野面積み。あまり経験したことが無い河井君を、この現場で猛特訓して何とか習得させたい。
コカ・コーラ工場(えびの)
 10/22(日)
あぜ道を歩いていると、いきなり跳ねるので、ビックリさせられます。 今日見た映画 『シュガー&スパイス』 は、柳楽優弥君と沢尻エリカちゃんの青春映画。映画としての面白さには欠けるが、妻は少し大人になった柳楽君に、私はエリカちゃんの百点満点の笑顔に満足した。

沢尻エリカには、宮崎あおいほどの演技力は感じないが、何か華がある。お気に入りの一人。とにかくとても綺麗だった。『フラ・ガール』 の蒼井優といい、最近魅力ある若い女優さんが次々に出てくる。

「エリカちゃんの出演作はみんな観ようかなあ」という私の言葉に、妻は「私をまきこまないでね。」と返した。
仮面ライダーみたいな顔?
 10/20(金)
返り咲きです。台風の強い風で葉が吹き飛んだ影響とか。春が来たと思っているようです。 いつの間にか、朝、顔を洗う水が冷たく感じられるようになっていた。

このごろ朝夕は寒さを感じる日もあるが、昼間はまだまだ暑い。最低気温は平年並みだが、最高気温が27〜28℃と、3〜4℃も高い日が続いている。

夏の暑さは覚悟しているが、10月の暑さは予想外だった。雨も一月近くほとんど降っていないような気がする。

乾燥のせいで、庭のヤマアジサイがしおれ始めていたので、あわてて水遣りをした。これも温暖化の影響なのかなあ・・・・・。
秋のサクラ(高岡町)
 10/12(木)
一面、真っ白です。そろそろ新蕎麦食べたいですね。 都城での庭作りの最中である。

朝も少し早出になるし、帰りがいつも8時近くなるので、風呂に入って食事が終わると、ほっとする間もなくもう寝る時間となる。

10時過ぎくらいまでに寝ると、翌日体が楽に動くような気がする。

普段は、植木屋さんとしては夜が遅いほうなのだが、完成するまでもうしばらく、早寝早起きが続きそうだ。
一面の蕎麦の花
 10/7(土)
ごつごつしたサクランボみたいです。 毎年楽しみにしている木城えほんの郷の野外コンサートに、今年も出かけた。

山陰から、見事な月が顔を出すのを待っていたかのように、7時過ぎ、コンサートはスタートした。

昨年のサックス、パーカッション、琴に、今年はヴァイオリンを加えて、豊かな音の響きが周囲の山々に広がっていった。

2時間半のコンサートが終わったときには、雲ひとつない天空に、皓皓とした満月が昇っていた。
ヤマボウシの実
 10/1(日)
VSジュビロ磐田戦は、終了直前に痛恨の失点。久しぶりの観戦だった妻はガッカリしていました。 今日の日曜美術館で、いい話を聞いた。

伝統工芸展の解説をしていた、古美術評論家の青柳さんが、「技は表現手段であって、作る途中には見えていても、完成したものからは、技が消えていなければならない。」と言っていた。

なるほどと深く納得させられた言葉だった。

これは工芸に限らず、料理でも庭作りでも、物を作る世界に共通して言えることだなと思う。
横浜Fマリノス応援団
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