diary (日記)
今日の仕事を少しだけご報告
 1/23(月)
既にごろりと寝せた後です。 今年最初の庭作りは、30年経った庭の改造からだ。

施主の方が 「おじいちゃんの背中の面影がある」 と言われる3トンの立石は、30年ぶりに横に寝かせることにし、昭和天皇が宮崎神宮で種をお手撒きされたものという松はそのまま残して、あとは大幅に新しくする庭作り。

おじいちゃんの背中が微笑んでくれるのか、悲しまれるのか、責任重大で不安もあるが、悩みながらも不安は向上心の表れだと、今前向きに考えて取り組んでいる。
30年ぶりに
 1/15(日)
商売繁盛。今年も楽しい仕事に巡り合えますように。 年末に、気になっていた映画 『極道めし』(前田哲監督)を観た。

刑務所で、お正月の 「おせち料理」 のひと品を賭けて、受刑者たちがこれまでに自分が食べた一番おいしい食べ物の自慢話をする。聴いていた人の何人が生唾をゴックンするかで勝敗を競うという、漫画が原作の他愛ない話なのだが、各人のエピソードにそれぞれの人生がちゃんとあって、久しぶりに感動した映画だった。出番もセリフも少なかったけれど、初めて観た木村文乃という女優さんが超魅力的だった。

前田監督は、『棒たおし!』 を観てから気になる監督だったのだけれど、その後 『ブタがいた教室』 以外は見逃していた。これからはちゃんと見続けていかなくては。

実は今日行った映画はずいぶん観客が多かったが、残念ながら外れだった。『極道めし』 は宮崎キネマ館で、年末わずか2週間の上映だったが何人観られたのだろうか・・・・。
恵比寿さんとおせち
 1/5(木)
美山荘のおばんざいをいただきました。 昨年は、大変お世話になった方とのお別れが続いた年だった。

庭作りに対する考え方が、固定化してしまった様な気がして・・・・という話をした時に、 「久富君は文体を手に入れたんだから、これからはそれで何を書くかだよね」 という思いがけないアドバイスをしてくれたのは、昨年12月1日に62歳で亡くなった、宮崎日日新聞社のYさんだった。2年ほど前には、仲間と3人で載った雑誌 『庭』 を 「くろしお」 欄で紹介してくれた。

「理屈」が好きだったYさんに、理屈抜きで何かを感じてもらえるような、そんな庭を今年も作れるよう、明日からまた頑張ることにしよう。
半月ほど前ですが・・・・@OKU
 1/1(日)
明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。





2012年1月1日
2012年の年賀状は、宮崎市のN邸です。
2012年の年賀状です。
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