diary (日記)
今日の仕事を少しだけご報告
 4/16(日)
お縁側には陽がいっぱい♪ 去年作らせて頂いた庭の様子を久しぶりに見に伺った。

永年住まれた家を、2世帯で快適に暮らせるように改築されたお宅で、元々は作り込んだ常緑樹主体で景石もたくさん使われた庭だったが、改造にあたって、木立感のある落緑樹主体の明るい庭作りを提案させていただいた。

昨冬完成した時には、裸木が多くて少し寂しい感じだった庭が、春を迎えてモミジやアカシデの新芽が開き、柔らかな緑に包まれていた。

庭作りの打ち合わせの時には、全てご長男夫婦に任されていたご両親だったが、「今では、おじいちゃん、おばあちゃんが縁側に椅子を2つ並べて、毎日春の庭を楽しんでいますよ」という嬉しいお話を伺った。作り手にとっては、最大のご褒美だった。
庭を楽しんでいただけるのが一番!
 4/8(土)
我が家でお花見 加川良の歌に「教訓T」というのがあった。ちょうど私が二十歳前後、これからどうしようと考えている頃で、既成概念にとらわれない柔軟さを身につけようと思った記憶がある。一昨日新聞の訃報欄に彼の名前と顔写真が載った。69歳。まだ少し早いような気がする・・・・・。

大変お世話になったギャラリーのオーナーからは、「沖のカモメに潮時を尋ねたら、『もうそろそろだよ』という返事をもらった」と、ギャラリーの仕事をたたむという案内が届いた。

それぞれの潮時があるのだろうが、私はまだもうしばらく沖のカモメを見つけても、「まだ元気だよ」と手を振ることにしよう。
満開はいつ・・・・・?
 4/7(金)
せっかく開こうと思ったのに、雨・・・・・・ 漸く開花宣言は出たものの、桜はまだまだ足踏みしている。

桜守の佐野藤右衛門さんによると、開花が遅れたのは冬の寒さ不足のせいらしい。この所暦通りの季節の移り変わりがあまり感じられなくなってきた。

今年は宮崎としては珍しく、桜の下の入学式になりそうだ。弟子の河井君の一人娘Tちゃんもピカピカの一年生になる。早いものだなあ・・・・。おめでとう!!
雨に打たれるヤマシャクヤク
 4/2(日)
一人でちょっと寂しそう? ソメイヨシノの開花はずいぶん遅れているが、我が家の庭ではここ数日の雨と、3月中たった一度だけあった20℃越えの暖かな一日のお陰で、一気に山野草が生き生きしてきた。

楽しみにしていたヤマシャクヤクの2個の花芽に少し白いものが見え始めた。ヤブレガサは傘を開き、シライトソウウ・ヒトリシズカの新芽も顔を出した。ヒュウガミズキ・トサミズキ・コメツツジに続いて、大好きなヤマブキの黄色い花が咲くのが待ち遠しい。

小さな雑木の庭にも、今年もちゃんと春がやってきてくれた。


※どうやら今日「開花宣言」のようです!
ヒトリシズカ
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